無色ファンデーションは、ベースメイク素材の一種。無色半透明の伸びのよい滑らかな素材。見た目と使用感は、しっとりした保湿クリームのような感じ。
素肌に塗ることで毛穴や凹凸を平らにして肌を綺麗に見せる事が出来るファンデーションの効果が高い事から「第二の皮膚」とも呼ばれる。
美容皮膚科学に基づいた、皮膚のバリア機能や美容液効果なども兼ね備えているが、メイク効果がメインの粧材。
【素材概要】
用途はファンデーションと同じだが、一般的なファンデーションに添加する茶系の肌色着色料を一切使用しない為、仕上がりは透明感が非常に高い。
その反面、シミは隠す事が出来ない。その代わり、毛穴を隠す効果は一般のファンデーション以上とも言われる。ナチュラルでベールの掛かった様な滑らかな仕上がりが特徴。
一般的なファンデーションに使用される茶系の肌色顔料・タルクなどは一切使用しない為、正式にはファンデーションとは異なる。あくまで新しいジャンルのベースメイク素材である。
無色ファンデーションは、メッシュ状の分子で構成されている為、非常に軽く、肌に浸透しない構造になっている。その為、ニキビが出来やすい肌や、敏感肌、長時間メイクを落とせない職業等に特に適している。
【歴史】
無色ファンデーションは、元々はエステティシャンが施術に使用するプロ用素材だった為、機能性が非常に高い特殊素材となっている。その為、価格が高く、一般ユーザーにはまだ認知度は低い。主にエステサロン、美容家やモデルなどの美容上級者の間で活用されているのが現状。
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