そもそも無色ファンデって?
普通のファンデと何が違うの?
化粧下地と何が違うの?
無色ファンデーションは、ベースメイク素材の一種。無色半透明のしっとりした高級クリームのような伸びのよい滑らかな素材。
※無色でも粉状のファンデは無色ファンデーションとは異なる。
単なる透明の化粧下地や、白いパウダーファンデとは異なり、素肌に塗ることで、同化トリック技術により毛穴や凹凸を平らにし、ぼかしガラス効果により素肌を綺麗に見せる事ができる事から「第二の皮膚」とも呼ばれる。
美容皮膚科学に基づいた、皮膚のバリア機能や美容液効果なども兼ね備えているが、メイク効果がメインの粧材。
【素材概要】
用途はファンデーションと同じだが、一般的なファンデーションに添加する茶系の肌色着色料を一切使用しない為、仕上がりは透明感が非常に高い。
その反面、シミは隠す事が出来ない。その代わり、毛穴を隠す効果は一般のファンデーション以上とも言われる。ナチュラルでベールの掛かった様な滑らかな仕上がりが特徴。
一般的なファンデーションに使用される茶系の肌色顔料・タルクなどは一切使用しない為、正式にはファンデーションとは異なる。あくまで新しいジャンルのベースメイク素材である。
無色ファンデーションは、メッシュ状のメッシュセル成分で構成されている為、非常に軽く、肌に浸透しない造りになっている。その為、ニキビが出来やすい肌や、敏感肌、長時間メイクを落とせない職業等に特に適している。
【歴史】
2014年に開発された無色ファンデーションは、機能性が非常に高い特殊素材ゆえに、価格が高く、元々はエステティシャンが施術に使用するプロ用素材だった。現在でも一般ユーザーにはまだ認知度が低く、主にエステサロン、美容家やモデルなどの美容上級者の間で活用されているのが現状。
「無色ファンデーション協会」が定める
無色ファンデーションの定義
■ 茶色系着色料を使用していない
■ クリーム状の滑らかな伸びの良い素材である
■ 毛穴を隠す同化トリック技法が施されている
■ 皮膚内部に浸透しない安全性の高い素材である ■ ベースメイクとしての機能(肌を綺麗に見せる)がある
以上の条件を全て満たす製品のみ、薬事法として正式にパッケージに無色ファンデーションと記載が許可される
主なベースメイク素材一覧
■ ファンデーション(プレストファンデ、リキッドファンデ、ミネラルファンデ含む)
■ 無色ファンデ
■ BBクリーム
■ 化粧下地
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